活火山 恵山のツツジ

恵山のツツジ開花予想が発表された。

今年は気温が高め予想のため開花が5月21日、満開が5月28日との事だ。

例年より多少早めで、五稜郭の桜が終わって間もなく恵山のツツジになる。

恵山町まで函館市内から車で1時間20分位だが、大型観光バスも運行されていて例年なら観光客で混雑する人気の有る所だ。

去年のツツジ祭りは新型コロナのため中止になったが、今年は緊急事態宣言も解除になったことだし是非開催してほしい。

恵山町は、平成の市町村大合併で2004年に北海道亀田郡恵山町から函館市恵山町になった。恵山は標高618mの現役の活火山で道立自然公園に成っていて新日本百名山、北海道百名山に選ばれている。

頂上近くに行くと硫黄の煙と、あの独特な匂いがしている。

その山麓付近一体が朱色のツツジに覆われているのだ。

 

私も、函館に来た当初はツツジと新鮮な魚を食べるために数回、訪れたことが有るが、山一杯に広がるツツジは、朱色と緑のコントラストが壮観で、美しく、眼を見張らせる。

恵山のツツジは、蝦夷山ツツジとサラサドウダンというツツジが60万本も植えられている。

蝦夷山ツツジは、山ツツジの変種で花びらが大きく花びらの先が尖っているので他のツツジとの見分けは簡単なようだ。

我が家にも蝦夷山ツツジが1本ある。

函館に来た当初、ご近所の挨拶回りをした際に貰った物で、今では一人前の花を咲かせる。

サラサドウダンは、北海道から近畿以東の本州に分布し高原や高山、岩場に咲く落葉性のツツジで比較的、涼しいところが適している花だ。

サラサドウダンは、好みにもよるが花の香りは余りよろしくない。

 

恵山は、気象庁からいつ噴火が起きてもおかしくない常時観測火山の指定を受けている。

24時間体制の観測が行われ地震や噴火に備えられている。

地図を見てみると北海道樽前山、有珠山、恵山、青森県恐山、八甲田山と活火山がほぼ帯状に並んでいる。

いわゆる火山帯で、それぞれが温泉地でもある。

 

引用:https://www.google.co.jp/maps?hl=ja

 

恵山には山の中腹の駐車場から山頂までの登山道がある。

私の足で2時間弱位。

若い人なら1時間か少し超える位で山頂に行ける。

山頂に向かう道筋には、昔の噴火の溶岩が見える。

山頂からは、北方面には駒ヶ岳、南方面には津軽海峡、下北半島、下にはツツジの大群生が見える絶景の場だ。

恵山の山頂に向かう途中に、賽の河原で有名な青森県恐山と同じような殺伐とした賽の河原が有る。

そのため恵山、恐山は信仰の霊場になっているそうだ。

 

恵山は、秋の紅葉の名所でもある。

これもまた壮大で美しく一見の価値はある。

私はどちらかというとツツジもさることながら、秋の紅葉の美しさの方が好きかもしれない。