~函館に移住した私の生活、情報、ニュース~  

そもそも移住の条件は何だろう!ピタマチで理想の移住先を

ピタマチというサイトは知ってるだろうか?

理想の暮らし診断で移住マッチング ピタマチ (pitamachi.com)

理想の暮らしを診断してくれて、理想の移住先を探してくれるサイトだ。

おそらくだが、移住先を探している人と移住を受け入れたい自治体のマッチングのような感じがする。

私も診断してみたが、理想の暮らしの重視している事などは、そこそこ当たっていたが残念ながら函館市では無かった。

それは当然で、当初の私の移住条件には函館市は入っていなかったからだ。

余り深入りすると自治体から連絡が来るとの事で引き返したが、移住を考えている人は参考になるサイトだ。

北海道では6市町村が登録されていたが、6市町村とも自然豊かで魅力的な所だ。

私の考える移住とは、仕事も終わり都会から逃れ、ゆったりと温泉に浸かり、小さな畑でも耕して余生を送る事と思っていたが、どうも時代が違うようだ。

ネットなどを見ていると、各自治体とも移住支援金とか住宅支援や子育て支援が有り、私のような定年退職者ではなく、現役の仕事世代の、町おこしのためとかテレワークのためとかの移住を求めている。

もっとも受け入れる自治体は、私のような生産性のない物より現役バリバリの人がたくさん来てくれた方が良いに決まっているのは解る。

高齢者に優しい自治体はない物か探してみても、あまり無い。

あまり無いというより、ほとんどない。

まあ寂しい限りだけれど、好きで歳をとったわけでは無いので我慢しよう。

確かに日本は東京一極集中がひどすぎる。

Iターン、Uターン、移住を、国の政策としても已むおえないほど東京に偏りすぎている。新型コロナが治まらないのは、東京の人口が多すぎるからだ。

今後、起きるかもしれない首都直下型地震などを考えても人口の分散は必要かもしれない。ただ、人の動きだけでは駄目で、企業が地方に分散しなければ現役世代の移住はうまく行かない。

現役世代の、移住の多くは失敗する事が多いようだ。

自然を満喫したいとか、のんびりしたいとかが移住の目的なら多分失敗するのは私でも解る。

現役世代は仕事と共に動かなければならない。

私が40歳~50歳代の頃と思うが、札幌支店とか広島支店などへ転勤になり、東京本社へ戻るときに退職する人がずいぶんいた。

私の知り合いにも何人かいる。

それは地方のほうが東京の生活より住み心地がはるかに良いからだ。

そして支店の有る様な地方都市では仕事を探すのも困らない。

大学とかは地方に徐々に分散しているが、やはり企業が動くことが人の動きも活発になって地方分権に寄与する事と思える。

一時は国会が移転するなどの話もあって、わざわざ東北新幹線の那須塩原駅まで作ったのだが、いつの間にか立ち消えになったようだ。

私は政治にそれほど関心はないが、国策として地方分権を叫ぶだけでは駄目で、人の移住ばかりではなく企業の移住も促進してほしい。

函館市も高齢者人口が3割以上だ。

アクセスが良いにもかかわらず若者の仕事が無いからだ。

企業が進出して若者が働けば、自然豊かで食べ物も美味しくて活気のある街になると思うのだ。