やっと函館にも台湾パイナップルがスーパーに並んだ。
東京から1ケ月遅れだ。
半分忘れかけてた頃だったからビックリ。
当初はAmazonで購入し食べたが今回の方が美味しい感じがした。
芯まで食べられるというのは本当で、芯も中々美味い。
むしろ私は噛み応えが有り、密も乗ってて芯の方が美味しい感じがした。
函館に来た頃は、木曜発売の週刊文春が土曜発売にも驚いたが(今は金曜になったらしい)飛行機も新幹線も有る中で、何か古い記事を買うのをためらった覚えが有る。
それから週刊誌を買った覚えがない。
当たり前の生活が、住むところによって当たり前じゃない事に少し驚くが、北海道は津軽の海峡を渡る大変さが影響を受けてるようだ。
函館の昼間のスーパーは高齢者の女性が多かったが、台湾パイナップルの売れ行きは好調の様で、やはり、3,11東日本大震災のおり200億円を超える義援金を送って応援してくれた国を忘れていないようだ。
特に震災後の福島県の人達が北海道に移住した人たちがたくさんいる事も有る。
それと中国の台湾産パイナップルから害虫が発見されたという理由で突然輸入を禁止すると発表したことが、日本人の心に響き購入に繋がってると思う。
台湾のパイナップルは年間、約4万2000トンが輸出されている。
そのうち、9割以上が中国向けだったため突然の輸入禁止は台湾のダメージは大きい。
中国は前歴が有って、昨年8月にもオーストラリア産のワインや牛肉、大麦などの輸入を突然ストップしたことが有る。
商取引を政治化して、弱い者いじめをするように見えるやり方は、日本人の1番嫌うやり方だ。
日本のパイナップルの輸入は、全体で16万トンほどだが多くはフイリッピン産が占めている。
フイリッピン産も、それはそれで酸味が有って美味しいが、台湾産はなお甘くて美味しい。
沖縄のパイナップル農家も有るが、そもそも日本人はパイナップルをメジャーに食べていない。
日本には、季節ごとに美味しい果物が有るからだ。
台湾産パイナップルが日本に輸出しているのが2100トン位だから、プラス3万トンを上積みすれば中国の穴埋めは可能になる。
熱しやすく冷めやすい性格が有る日本人だが、私はこれをきっかけにパイナップルを普通の食べ物として食べようと思う。
継続して応援することが大切な事だ。
私は台湾には2度、旅行で行っている。
日本式の神社が有り、お年寄りは日本語を話す。
それは、日清戦争で台湾は日本に50年もの間、統治されてたからだ。
統治時代が有りながら、お互いの国民感情が良いのは、統治時代の日本の先人たちのおかげと私は考えている。
台湾では日本の新幹線が国を横断して走っている。
そのくらい仲が良いのだ。