はこだて割り
4月1日から始まった函館市民限定で宿泊料金を最大半額助成する、はこだて割の予約販売がコロナの緊急事態宣言によって5月17日ストップになった。
コロナ感染の多くは札幌市やその近郊が多く函館には関係なさそうだが北海道全域が対象になったことは少し驚く。
はこだて割は、函館市民が函館市内の1万円以上の旅館やホテルを利用すると半額が助成される制度で1人1泊あたり上限10,000円☓3連泊まで、尚、宿泊対象期間:2021年4月1日〜6月30日までとなっている。
私は6月上旬に予約を入れていたから影響はなさそうだが、キャンセルが少なからず有るとの事、果たしてどうなるか。
湯の川温泉は北海道三大温泉郷の一つで、日本一空港に近い温泉街と言われていて函館空港から車で5分~6分で行けるアクセスしやすい立地にある。
1886年(明治19年)戊辰戦争時代に戦士たちが心と体を癒しに訪れた歴史ある温泉で、心地良い湯を求めて、コロナ以前は年間130万人の観光客が訪れる。
海辺の温泉だけに塩化系のナトリウム、塩化物泉やカルシウム塩化物泉を含んでいて、リュウマチ、婦人病、肩こり、腰痛、神経痛、などに良く効くと言われる。
無色透明でサラッとした肌触りが特徴で保温効果が高く、体の芯からしっかり温まるのが魅力だ。
私はまれに自転車で、市電の湯の川温泉前の足湯のお世話になりに行く。
2007年にオープンした足湯、湯巡り舞台は散策の休憩にふらっと立ち寄るにはちょうど良い。
5分ほど足湯に浸かると身体の芯まで温まる。
身体を温めてから啄木公園方面の海沿いを走るのは実に快適だが私の自転車はそれほどスピードが出ない。
山麓に住まいしているためサイクリング用電動自転車が欲しいのだが鬼嫁が許してくれないためだ。
函館市熱帯植物園
私はまだ行っていないが温泉街には観光客に人気の『函館市熱帯植物園』がある。
熱帯植物園にはハイビスカス・ゴムの木・バナナなど約300種・3,000本の南国の植物が展示されている。
驚くことに気持ちよさそうに温泉に浸かるニホンザルも居る。
本来ニホンザルは水を嫌う記憶が有るのだが、寒さから身も守るために温泉に入るようになったらしい。
いくら寒くても水嫌いの二ホンザルも病みつきになるくらいの温泉なのだから湯の川温泉は入る価値があるのだ。
我が家にもワクチン接種のお知らせが来た。
函館の予約状況は知らないが、相変わらずTVでは予約が取れないとか大騒ぎしている。
注射が嫌いな私はワクチン接種に未だためらいがある。
年内には国産ワクチンが出来そうだし、其れからでもという思いも有るし、これからは菜園が忙しくなる。