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キュウリは世界一栄養のない野菜なのか?

今回、我が家の菜園で取り敢えず植えたのがミニトマトとキュウリ。

天候を見ながら徐々に色々な野菜に挑戦の予定だが、大きなミミズを見てから嫁の手伝いも無くなり、まずは私の好みの野菜から植えることにした。

キュウリは夏の緑のカーテンの中に可愛い花を

咲かせ育てる楽しみの有る野菜だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年は、時期をずらして苗植えをし、収穫を秋までできるようにすることを目標にしている。

キュウリはミニトマトと違って成長も早く、水と肥料を定期的にやらなければならないため旅行などはとてもできない。

ミニトマトは生で、キュウリはサラダや漬物用として栽培する。

キュウリはぬか漬けやゴマ油の漬物は美味しく、ワサビ漬けや酢漬けも美味しい。

その他、キュウリの美味しくて簡単な作り方はネットに溢れている。

私は、塩もみし水洗いをして、ゴマ油、味の素、醤油をタラッとかけた、冷えたキュウリが大好物だ。

ところが夏野菜の代表的なキュウリがギネスブックの世界記録に「Least calorific fruit」とされている。

日本語では、カロリーの無い果実と訳せる。

ギネス世界記録なため、多くは世界一栄養の無い果実とされているようだが本当なのか。
そもそもキュウリは果実ではなく野菜なはずだが、植物学上、果菜は果実に含まれるとして不名誉な世界記録になったようだ。

確かにキュウリは、約95%が水分で低カロリーな食材で有る事は間違いない。

取り立てて栄養が有るとは言えないが、ビタミンCはトマトの1.3倍、カリウムは茄子の1.4倍も有る。食物繊維も豊富だ。

カリウムはむくみ防止、ビタミンCは美肌作りに欠かせない。

それと栄養が無いとされている割には世界中で生産されて食べられている。

色々調べると世界で生産され食べられてはいる物の、せいぜい副菜か供えられてる程度だからギネスのノンカロリー記録は正しい感じもするが、日本には伝統的な発酵食品のぬか漬けが有る。

ぬか漬けにすることで乳酸菌が生まれ、カリウムは生に比べ3倍、ビタミンCは1,7倍になる。

そのため日本のキュウリの漬物に限ってはノンカロリーとは言えない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏バテの原因はカリウム不足と言われている。

幸い函館市は夏のジメジメした感じはないが関東以西の温度と湿度の高さは耐えられない。

汗とコロナ過のマスクで今年の夏は熱中症や夏バテで大変なことに成るのではないか。

ワクチン接種の高齢者の行列も心配になる。

キュウリは水分とカリウムを豊富に含み、体内にこもった熱の排出を促す効果に優れている。

そのため、日本の夏のカリウムと水分補給としても効果的な食材で、健康維持にはうってつけの野菜だと思う。

まあ私の場合はそこまで考えていなくて、好物の野菜を食べたいだけで栽培したいというだけなのだが。